
ビーイナフが運営するYouTubeチャンネル「家づくり せやま大学」が、家づくりのリアルを多角的に伝える新企画として、短編映画シリーズを始動。今後、色々なテイストの短編映画を“毎月1本”公開していく予定だ。
12月21日(日)18:00に、第一作となる『風の工務店 あきちゃん』が公開される。
視聴者に“感情で伝わる家づくり”を届ける
YouTubeチャンネル「家づくり せやま大学」ではこれまで、住宅知識、リアルな現場の情報、家づくりのノウハウ等を中心に発信してきた。今回スタートする短編映画シリーズは、視聴者に“感情で伝わる家づくり”を届ける新たな挑戦として立ち上がった企画だ。
家づくりは、新築を建てることだけではなく、一人ひとりが向き合う想いや背景、人間関係の中で生まれる心の葛藤など、図面や見積りだけでは語り尽くせない“ドラマ”が存在する。
同シリーズでは、そうした「家づくり」の背景にあるドラマを毎回異なるテーマで描き、視聴者の共感や気づきに繋がる作品の制作を目指すとしている。
シリーズ第一作目は『風の工務店 あきちゃん』
シリーズ第一作目は『風の工務店 あきちゃん』。
家族の笑顔を願って建てたはずの家——。夫婦には、向き合うことができず、胸の奥にしまい込んできた“想い”がある。
季節が色づく秋の午後。バスの窓からふいに見えた“小さな鳥居”に導かれ、ふたりは思わず途中下車する。
「あきちゃんに、次はちゃんと伝えられますように。」その一言をきっかけに、止まっていた時間が静かに動きはじめる。長い間触れられなかったその“想い”と、ふたりは向き合っていく。
ふたりが向かう先には——。一つの家族が、苦しくも温かな“小さな一歩”を見つける物語だ。
映画制作チーム「カゼノコウムテン」との共同制作
短編映画シリーズは、映画制作チーム「カゼノコウムテン」との共同制作。監督・脚本・俳優・企画・制作を担う主力メンバーを中心に、作品ごとに多彩なキャスト・スタッフを迎えながら制作していく。
「カゼノコウムテン」は、物語性とリアリティを大切にした作品づくりを行う小規模クリエイティブチーム。監督・脚本・撮影・編集を山本大策氏、俳優として髙安智実氏・宮﨑優里氏、企画・制作をmiyako氏が務め、作品ごとに多彩なキャスト・スタッフを迎えながら、温度のある映像作品づくりを目指す。同シリーズでも、家づくりに寄り添った物語を独自の視点で表現していくという。

ハートフルな作風に定評がある山本大策氏は、2020年、コロナの緊急事態宣言中に「アートにエールを!」の助成金をきっかけに、2020年MV『この道』で監督デビュー。
以来『迷子』『パステロルナ』『ギルトフリーライフ』『コラン・ド・プランシーの万年筆』など、主に短編・中編作品の脚本・監督を多く手がけて、YMF2024準グランプリなどを受賞している。
2024年のトルコ・日外交関係樹立100周年事業映画『Ondan sonra』では、初の長編作品を監督。2024年11月のイオンシネマとなみ、J MAX THEAERとやまを皮切りにロングラン上映を展開中で、2026年1月4日(日)~9日(金)には、ほとり座で上映される予定だ。
ビーイナフの代表・瀬山彰氏

ビーイナフの代表で、YouTubeチャンネル「家づくり せやま大学」を展開する瀬山彰氏は、広島県出身、広島東洋カープファンで娘4人の父親。筑波大学理工学群数学専攻卒(数理統計学士号取得)で、硬式野球部に所属し、首都大学野球リーグの線形回帰分析に取り組んできた。
大学卒業後、日本最大手経営人事コンサルティング会社にて、全国ハウスメーカー・工務店を担当。住宅業界で手腕を振るう中、住宅業界の悪しき文化に疑問を覚え、家づくりの新たなスタンダードの確立を目標に掲げる。
その後、中堅ハウスメーカー支店長経験を経て、2019年に独立。「家なんかにお金をかけるな!質は担保しろ!」をテーマにした”ちょうどいい塩梅の家づくり”が話題となり、YouTube「家づくり せやま大学」は、登録者数10万人超えの人気チャンネルに。
現在は、優良工務店認定制度『せやま印工務店プロジェクト【2025年度グッドデザイン賞受賞】』の全国展開を推進し、ちょうどいい塩梅の家づくりの普及に努めている。
新築をはじめとする家づくりの背景を描く、「家づくり せやま大学」の“新企画”短編映画シリーズをチェックしてみては。
YouTubeチャンネル「家づくり せやま大学」:https://www.youtube.com/@seyama
『風の工務店 あきちゃん』予告編:https://youtu.be/IAEjMjY1k9Q
(佐藤ゆり)